王子が治りかけだった傷をかじってしまったため、もうしばらく任務を続けていただくことになりました。
体重を量ろうとしたときにカラーが取れてしまったのですが、少しの間羽繕いをしていただこう…なんて思ってしまったのが間違いでした。
フェルトを切って新しいカラーを作り、装着していただこうとして王子の脇を見ると、なおりかけのかさぶたを剥がしてしまったらしく、血は出ていないものの、皮膚が赤く切れてしまっていました。
王子が悪いわけではなく、完全にしもべの判断ミスです。
早くカラーが取れればいいなという焦りの気持ちがあったのだと思います。
もうしばらく王子生活を続けていただく事になりましたが、王子がせっかく頑張って下さっているのですから、しもべが焦って王子のがんばりを無駄にしないよう、肝に銘じたいと思います。
今度こそ、しっかり直してから、思いっきり羽繕いしましょうね。