【ご報告】虹の橋を渡りました

王子、いえ、もう王子ではないので、本名の「まぁちゃん」で。

まぁちゃんは、今日の夕方6時になる少し前に、虹の橋を渡っていきました。

突然の出来事ではありますが、この子に関しては、いつお別れが来てもおかしくないという心構えができていたように思います。
3歳のころに大病をし、その後も完全に回復することはなく、カラーを着けたり外したりの繰り返しでした。

じつは、目標がありました。
「大病を患ったとしても、セキセイインコの平均寿命ぐらいは目指したい」というものです。

最近の子は長生きの傾向にあるようですが、ちょっと昔の飼育書なんかだと「セキセイインコの寿命は7~8年」と書いてあるものが多かったので、「7年を目指そう!」と思っていました。

まぁちゃんは、ショップでもらった書類によれば推定誕生日が18年の5月1日だそうです。
目標の7年に、3ヶ月足りませんでした。
でも、よくここまでがんばってくれたと思います。ほんとうに頑張り屋さんでした。

 

今朝起こして、様子がおかしかったのでカラーを外し保温をしていたのですが回復せず、午後にはお別れを意識するようになりました。
保温を優先することも考えましたが、まぁちゃんはおぼつかない足取りで飼い主のほうに近寄ってきて、そばにいてほしそうにしていたので、手の中に包んで看取ることにしました。

人の手で包むと体温を奪ってしまうという考えもあるようですが、以前海老沢先生がこのように投稿していらっしゃったので、大事に大事に手に包み、声をかけ続けました。
https://x.com/kazuebisawa/status/1323387600032333824

「大好きだよ」「ありがとうね」「こわくないよ」「よくがんばったね」
まぁちゃんはもうぐったりして目を瞑っていましたが、うっすら目を開けたときは、顔をうんと近づけて、
「天国に行っても忘れないでね、覚えていてね」と声をかけました。

最後は、ルームツアーをして、まぁちゃんがお気に入りだった場所を見せて回りました。
なくなる直前に、羽ばたきをして手から落としてしまってそれが申し訳なかったのですが、この「最後の羽ばたき」は終末期に体内で起こる電気信号による現象で、苦しんでいるわけではないと数日前こちらの動画を拝見していたため、動揺せずに受け入れることができました。
https://youtu.be/To_rqeVzKEc?si=NXnCOaF2UZqvq8J8

まぁちゃんの意識としては、飼い主の手の中で旅立てたと信じたいです。

 

今はお花の横で眠っています。
昨日の夜まで、ふつうに「おやすみ前のカキカキ」をしていたんです。
いつかお別れが来るだろうなとは思ってました。それが今日でした。

いままでありがとう。よくがんばったね。
まぁちゃんのがんばってる姿を見て、私もいろんなことをがんばれたよ。
ほんとうにありがとう。
うちに来てくれてありがとう。

 

まだ気持ちの整理がつかずまとまりのない文になりましたが、ブログ読者の皆さんも、いままでまぁちゃんを可愛がってくださりありがとうございました。
もし、皆さんのおうちに、先に虹の橋を渡った子がいたら、まぁちゃんとお友達になってくれるようにお願いしてあげてください。
どうぞよろしくお願いします。