御殿の中で指に乗っていただく
王子が遊んで下さらないのでつまらないしもべは、御殿の中に指を入れて王子と遊んでいただくことにしました。
そっと手を差し入れ、止まり木に指を沿わせて、王子のおみ足を乗せていただきました。
御殿の中は王子のテリトリーなので、嫌がったらやめようと思っていたのですが、王子はしもべの指に乗ったまま、いつものようにペットボトルの蓋で遊んだり、羽繕いをなさったりして、変わらないご様子でした。
指を動かさずにいたので、止まり木と一体化していると思われたのかもしれません。
短い間でしたが、王子の指の感触を感じられたので嬉しかったです。